2006.12.13 (Wed)
半導体産業新聞に掲載されました
  「半導体ベンチャー2006」に当社が取り上げられました。
  2006.11
Embedded Technology 2006に出展いたしました。
  「IP Pavilion」にて、当社製品を展示いたしました。
  2006.10
日経マイクロデバイスに掲載されました
  「Challenger」に当社が取り上げられました。
  2006.07.30 (Sun)
神奈川新聞に掲載されました
  ザ社長」に当社が取り上げられました。

  2006.06.29 (Thu)
毎日新聞(神奈川版)に掲載されました
  経済最前線」に当社が取り上げられました。

 
<2006.7.30付 神奈川新聞>

*経済 ◎ザ社長/シリコンライブラリ/清水潤三(しみず・じゅんぞう)さん(52)  

自宅のデジタル機器の配線をご覧いただきたい。例えば、薄型テレビとDVD。機器相互間を接続するため、赤、白、黄色といった、さまざまな端子がはめこまれ、蜘蛛の巣のようになっているでしょう。やがて、こうした接続端子も統合され一つになりますね―。

インターフェースについて、シリコンライブラリの清水潤三社長の説明を要約すると、このようなことになろうか。  

映像や音声などのデジタル情報を瞬時にやりとりする高速インターフェース。LSI(大規模集積回路)は、こうした機能を持つパーツ(回路設計ブロック)のほか、CPU(中央処理装置)や一時的に情報を蓄えておくメモリーなど、さまざまな機能を持ったパーツごとの集合体だ。  

このパーツ一つひとつを「IP(インテレクチュアル・プロパティ=知的財産)」という。米国では、それぞれの用途や機能に即した半導体設計用のIPの開発に取り組み、メーカーに提供するIPベンダー(サプライヤー=供給者)が活躍しているが、シリコンライブラリは、出自の異なるさまざまな技術者を集めて日本初の本格的なIPベンダーを目指す。  

NECでシステムLSIの設計などに携わり四半世紀。その古巣を飛び出し、昨年六月に創業した。製品開発にスピード感が要求される半導体業界。だが、「日本の大手メーカーは何でも丸抱えで自社開発にこだわり、台湾や韓国に遅れをとっている」と手厳しい。  

コンビを組む金正夫代表取締役営業担当は米国のシリコンバレーに在住。豊富な人脈を生かし、売り込みや情報収集にあたる。製品開発は清水さんの役割だ。開発したIPは、いわば〝仕様書〟に相当する「ライブラリ」と呼ばれる付属情報をつけてライセンス販売する。  

提供されたIPを使えば、メーカーにとってはその分、開発や設計の負担が減り、半導体開発、ひいてはそうした半導体チップを組み込んだ各種製品開発のスピードアップにつながる。「水平型分業」といっていいだろう。  

だが、清水社長は「決して下請けにはならない」と断言する。下請けはリスクが少ない。しかし、飛躍もない。きちんと社会や業界のニーズを把握し、あくまで質の高い独自製品の開発を目指す。「使ってくれるところがあれば、国内だろうが海外だろうが、世界どこでもいい。引き合いもある」と自信をみせる。  

会社設立から一年余。米国をはじめ、京都、福岡にも拠点を整備した。優秀な技術者を集めるためという。近い将来の早期上場を見据え、電子データであるIPのライセンス提供から、半導体チップそのものの製造・販売も視野に入れる。
 
<2006.6.29付 毎日新聞(神奈川版)>

経済最前線:シリコンライブラリ、起業1年で急成長 売り上げは1億円超も /神奈川


ベンチャー企業に場所を提供し、創業や事業拡大を支援する川崎市の「かわさき新産業創造センター」(同市幸区)に入居する半導体関連企業「シリコンライブラリ」が13日、起業から丸1年を迎えた。1年間で社員数は5人から16人になり、今年の売り上げは1億円を上回る勢いだ。同センターに入所しても、なかなか軌道に乗れない企業が多い中、急成長を遂げている秘密を探った。

半導体設計に必要なパーツ「IP」を設計し、設計データをライセンス販売するのが主な事業。取引相手は自社に製造部門を持たず、製品設計や販売のみを行う企業(ファブレス)が中心だ。ファブレスはさまざまなライセンスをかき集め、台湾などの製造専門企業の工場に生産委託して製品を作る。

NECに勤めていた清水潤三社長(51)が、当時の取引相手で米シリコンバレーの企業にいた金正夫副社長(47)に声をかけ、起業した。日本企業にない金さんの商品PR能力や仕事のスピード感に圧倒されたからだ。

半導体は製品サイクルが短い。最先端技術の集合体を作るには、分業化が効率的だ。清水さんは「日本の大手メーカーは自社開発・製造にこだわり、手を広げすぎて身動きが取れない状態。半導体業界に勢いがない」と指摘。金さんは「小さな会社でも、優れたものを売り込めば胸を張って国際ビジネスに参入できる。日本のメーカーの下請け、孫請けの構図を崩すのが目標」という。  

優秀な人材を新規採用したくても先に大手メーカーに取られてしまうのが悩み。清水さんは「大手をかなり上回る報酬を支給している。優秀な技術者を集め、市場のニーズに合ったものをつくっていきたい」と話す。